まずは肝炎になってそして肝硬変へ進化

脂肪肝には、アルコール性と非アルコール性のものがありますが、症状が悪化するとまずは肝炎となります。

 

肝炎というとウイルス性が有名なのですが、脂肪肝が悪化してもなりえるのです。

 

アルコール性の場合は、アルコールにより肝臓の機能の一部が破壊されて炎症となり、非アルコール性の場合は脂肪により肝臓の一部が機能しなくなります。

 

肝臓は再生力の強い臓器なので自己修復をしますが、負担が大きくなると少しの時間では元に戻らなくなります。

 

脂肪肝が悪化すると肝炎になりますが、さらにひどくなると肝硬変となり生死にかかわる病気となります。

 

脂肪肝といっても放置してはいけません。肝炎であればまだ間に合います。
脂肪肝から肝硬変に移行する期間は10年ぐらいと言われています。

 

危険なのは、NASHのほう

近年はアルコール性の脂肪肝よりも非アルコール性の脂肪肝の人が増えてきています。
生活習慣に問題がある人が多くなって肥満の人が増えているからです。

 

2つの脂肪肝を比較すると非アルコール性の脂肪肝のほうが危険であると言われています。
アルコール性の場合は、過剰にアルコールを摂取しているという意識があるのでアルコールの量を減らしたりすることは比較的容易にできます。

 

しかしながら、非アルコール性の場合は本人があまり意識をしない生活習慣の部分に問題があるので簡単には治りません。

 

脂肪肝というだけでは本人にも危機感はないので大きく生活習慣を変えるようなことはしないのです。

 

放置されるというケースが多いので自覚症状のないままにNASH(非アルコール性脂肪肝炎)へとなっていきます。

 

年に一度の健康診断や人間ドックの血液検査で異常が見つかればいいのですが、何も言われないと進行してしまいます。

 

アルコール性よりも非アルコール性のほうがはるかに危険度は高いので気をつけないといけません。